初心者でも大丈夫。パステルアートの基本的な使い方
前回の「ハンズ?Amazon?パステルはどこで買える?実物が触れるお店も!」でご紹介したパステルはもうお持ちですか?
まだ、という方も大丈夫。今回はパステルアートの基本の「キ」をご紹介。自分のペースで楽しんで下さいね。
それでは、さっそく一緒に描いてみましょう・・・。
とその前に、パステルアートは他の絵画にはない特別な方法で描きます。
この方法を知っているだけでパステルアートが10倍楽しくなるんです。実際この方法をしようしただけで講座がキャンセル待ちになった人気講師、パステルアートのイベントをリピートする人の割合が2倍になったなんて実例もあるほど。
なんだかお分かりになりますか?
しかも、その方法というは脳活性に非常に有効的で、使い方だけを比較しても科学的に脳に良いと言われていることで有名な大人の塗り絵以上に最適な方法なんです。
写真を見ながらパステルアートの基本的な描き方をご紹介していきましょう。
パステルアートの技法、ドライウォッシュとは?
でも、パステルのポテンシャルを最大限引き出しながら脳の運動にもなる、とっておきの方法があるニャ
そうなんです。パステルアートは使う前に一度粉状に削ります。
そして、指などで伸ばしながら描いていくんです。
これは“ドライウォッシュ”と呼ぶ技法。
日本でドライウォッシュをはじめに紹介したのが大学院美術修士号を取得した画家であり著者でもあるジュディ・マーティン氏。
1993年に初版が発行された著書「パステルの技法百科」で専門的なパステル画の技法を紹介している中の一つなんです。
江村氏がはじめてドライウォッシュを広めたという話もありますが、正しくは自身のHPでも“ 一般的にはこの技法(パステルを削ってパウダーにしてのばす)は絵の背景などに以前から使われていました ”と掲載。
さらに“ 江村信一が1995年、東京赤坂のギャラリーで ~途中省略~ 発表したアートです。”とも記載されています。
1995年に発表ということは、パステルの技法百科が発刊された2年後にあたります。
つまり、記録に残されている資料からもわかるように
画家のジュディ・マーティン氏が日本で一番最初にドライウォッシュを広めた人になります。
そんなドライウォッシュ。この指で描くのがとにかく気持ちがいいんです。
大人はもちろん、体験した子供たちも
「おもしろ~い♪」
「これ、楽しい~^^」
なんて言いながらワイワイ楽しんでくれるんです。
色に直接触りながら絵を描くって普段はなかなかできない貴重な体験ですよね。
昔からパソコンをしている人はボケないなんて言われていますが、パステルアートも同じように指先を使いながら描くので、パソコンと同じ効果が期待できますよね。
パステルを削る方法
このように、パステルはカッターで削ることができます。
削り方は簡単。
1. まず、カッターの刃を短めに出します。
2. 斜め45度の角度でカッターの刃を押し出すように削る。
こうすれば簡単に削ることができます。
カッターよりも簡単、安全にパステルを削るには
でも、小さい子にはちょっと危ないかも…。
これをこうやって使えば、ホラ簡単にパステル画粉になる。
これなら一人でもできるし、お母さんが目を離してもケガすることないから安心ニャ。
とくにたくさんの子供たと一緒にパステルアートをするときは便利ですね。
これならひとりひとり気にせず、クラス全員で安全に楽しめますね。
まとめ
- パステルは削って使う。
- 使う道具はカッターナイフ。
- ぼかし網で削れば安心・安全に楽しめます。